雪だるまの小部屋

雪だるまの小部屋⛄️💐

インドア派貧乏女子。ヘアケア、プチプラコスメのレポ多め。たまに映画、読書も。

小説「真珠の耳飾りの少女」

今日から6月ですね。

今日は電波の日気象記念日。バッジの日。写真の日。チーズの日。牛乳の日。麦茶の日。氷の日。チューインガムの日。梅肉エキスの日。ネジの日。真珠の日です。

盛りだくさん。国民の祝日にして欲しい。

1番気になるのは梅肉エキスの日。

エキスて。梅じゃないんだ。

(梅の日は6月6日)

今日は梅が熟す最初の日と言われているそう。

次に気になるのが真珠の日。

これは6月の誕生石が真珠であるからだそうです。

 

さて、真珠繋がりで今日の記事は読者感想文です。

 

真珠の耳飾りの少女

 

有名画家フェルメールの代表作、

真珠の耳飾りの少女」の少女をモデルにした、トレイシー・シュヴァリエによる小説です。実話ではありません。

 

簡単なあらすじは、

フェルメール家の女中になった、フリートという少女がフェルメールに淡い恋をする話。

 

絵を見てるかのような気分になる話です。

作中の描写一つ一つが色を感じる。

 

何言ってんだと思われるでしょうが、

私の語彙力ではこれ以上の表現ができない。

もともとフェルメールが好きな人はイメージしやすいと思います。

 

登場人物を紹介。

主人公フリート。彼女こそがのちの名作のモデルになる少女。

フェルメール家の女中。

 

フェルメール。家庭持ちの寡黙な画家。大人の男性。

 

カタリーナ。フェルメールの妻。派手でちょっときつい女性。

 

コルネーリア。フェルメール夫婦の娘。子どもながら意地悪な女の子。

 

ピーター。フリートに恋する肉屋の若者。

 

その他、フェルメールの母や、他の子ども達、セクハラおじさんや、お局系先輩女中。フリートの家族などたくさん出てきますが、とりあえず省略。

なんせ名前がカタカナ。オボエラレナイ。笑

 

☆ここからネタバレ含みます。

 

この物語はただの少女の淡い恋の話ではないのです。

要所要所で、暗い影のスパイスがあります。

 

元々主人公のフリートが女中になったのは、タイル職人だった父親が事故で失明したからです。

なかなかヘビーです。

 

そして作中ペストという病気が流行ります。

今ではあまり馴染みがない、得体の知れない不気味な病気が蔓延してる危うい時代という背景も感じます。

 

ペストが流行る話の流れで、フリートに好意を寄せるピーターが体を張っています。彼は作中1番のいい人でしょう。

 

そしてフリートの弟は失踪します。

少年の失踪って何だか重たい、、

 

影があるところを先に書いちゃいましたが、恋愛描写も素敵です。

本当に淡い恋なのです。恋というか憧れに近いのか。

妻子持ちのフェルメールを好きになってしまう女中で少女のフリートが切ない。

フェルメール罪な男。

作中の彼は落ち着いたというか、寡黙な男。(その割に本妻との間にはたくさん子がいる)

 

想うだけで発展のない恋の切ないこと。

フリートはフェルメールの絵のためにピアスを開けます。健気。

 

そんなフリートはフェルメールを想いながら、ちゃっかりピーターと付き合っている。笑

 

フリートは普段は頭巾で隠していて誰にも見せたことのない髪の毛をフェルメールに見られてしまいます。

その羞恥心で暴走したフリートが向かった先はピーターのところ。

 

手の届かないフェルメールと、手を差し出しているピーター。この二人の男性が対照的で妙にリアルです。

 

何だかんだでフェルメールはフリートに対して少しずつ女性を見る目になりつつあります。

 

怪しいところで、フリートはピーターを選び、フェルメールの元を去ります。

 

そして月日が経ち、フェルメールが亡くなります。

フェルメールの最期とは?

そして大人になったフリートは?

 

あとはここまで読んで気になった人は是非読んでみて下さい。

映画にもなってるみたい。

 

好みは分かれそうですが、私は大好きな話です。

 

以上でした。